友人の結婚式はとても喜ばしいことですね。それと同時に思いっきり綺麗におしゃれするチャンス!と思っている貴女、その服装は本当に大丈夫?結婚式に参列する時は基本的にはフォーマルを着用すべきです。
最近は服装マナーも緩くなりがちですが、年配の方のなかにはやはりいい顔しない方もいます。「友人があんな感じなら、きっと花嫁も同じレベルの人間なのね」と思われてしまったら、今後花嫁にはそのイメージがまとわりついてしまうかもしれません。
幸せな結婚式にする為に、自分のおしゃれ優先ではなく、もう一度最低限の服装マナーを振り返りましょう。
ふわふわファーは殺生を連想させる!
秋冬の結婚式に参列、季節感もある暖かいファーのボレロを選ぶ方もいるでしょう。しかし毛皮は、結婚式というおめでたい場にはふさわしくないので避けた方が無難です。毛皮は動物を殺さなければ作れないですから、縁起が悪いとされています。縁起を気にする方は非常に多く、式の日取りも大安などが選ばれやすいのもその証と言えます。
フェイクファーも遠目で見たら、本物と区別がつきません。出来るだけファーやワニ皮等の革物は控えたほうがよいので、小物類にも気を使いましょう。
無地が基本!ドレスは何色?
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女性の大半はドレスを来ての参列だと思いますが、どんな基準で選びましたか?可愛いドレスがたくさんあり、目移りしながら選ぶのも結婚式参列の楽しみの一つですよね。しかし、ドレスは無地一色のものがフォーマルであると決まっているのです。もちろん花柄はNGです。同色のレースくらいなら大丈夫でしょうか。
またツーバイカラーの物は、色が「わかれて」いる為、日本では縁起が悪いとされています。そしてもちろん、白は絶対に避けるべきです。基本的に花嫁を立てつつ、場を華やかにするような明るい色を選ぶのが好ましいでしょう。
淑女になろう!大人な足元を
足元はつま先が見えない靴が基本です。つまり、いくら華やかでもシックであっても、ミュールやサンダルはフォーマルの場にはふさわしくありません。生足もタイツもマナー違反とされています。暑くても寒くても、必ずストッキングを着用しましょう。我慢できない場合は、会場に着く直前、移動中にどこかで履き替えることをおすすめします。
最近はパーティー用の綺麗なストッキングなどもありますが、あまりに華美な物は避けたほうがよいでしょう。自分の肌の色にあったしっかりとしたストッキングは、それだけでも脚を綺麗に見せてくれますよ。
昼と夜ではフォーマルが違う?
実はフォーマルには、昼と夜のマナー、どちらでも大丈夫なマナーがあります。例えばスカート丈は、昼は膝上から膝下5cm程度の間、夜は膝上5cmのほかロング丈もよいのです。肩も、昼は隠すべきですが、夜は露出しても良いとされています。またアクセサリーも違い、昼は光を反射しない物、夜は光る物でも大丈夫と差があります。いずれも明るさに合わせたものをということです。
昼と夜の服装の違いにまで細かい方は少ないでしょうが、最低限、肩の露出には気をつけた方が無難でしょう。屋外での写真撮影の予定がある場合も、光るアクセサリーを付けていた場合は一度外したほうが良いでしょう。
髪型は大丈夫?
準備は全部万端で後は明日の朝に髪をセットするだけの貴女、髪型と髪飾りは大丈夫ですか?髪が長い場合、アップスタイルが基本です。ダウンスタイルはカジュアルになりますので、セットが苦手な方は美容室を予約しましょう。髪飾りも、可愛いからと大きな花をつけてはいけません。
髪を生花で飾るのは花嫁の特権です。造花であっても、避けたほうがよいでしょう。そして最近多いカチューシャですが、カジュアルに分類されます。華やかな髪飾りはついつけたくなってしまいますが、場に適した髪型をするのが大人の女性です。フォーマルとカジュアルの境目は難しく、まだまだマナーはありますが、最低限これらの基本的なことには気をつけてみましょう!