結婚式会場にて10年以上勤務してきた経験からこれまで何万人もの女性参列者のドレスを見てきました。その中でやはり素敵なドレスをまとっているゲストは印象に残るものです。決して高級なパーティードレスを着ていれば良いわけではなく、その人なりの個性がにじみ出ているとスタッフから見ても素敵ですし、自分も真似したいなと思います。いくつかポイントがあるのでまとめてみました。
ドレスのボリューム感は全体のバランスが大切
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若い参列者が多いとスカートにボリュームがあるドレスを選ぶ人が多いように思います。ふわふわな雰囲気は肌の若さと比例して似合うものなので問題ないのですが、レースを多用しているものやチュールが何重にも重なっているものなどあまりにボリュームがあるとやはりやり過ぎ感が出ます。
パステルカラーのボリュームがあるドレスにレーシーなボレロなど羽織っていると野暮った差が出るので、ガーリーなドレスを選ぶ場合はパンプスをできるだけシンプルなデザインにして、ボレロではなくラメが入ってるシャイニーなショールにするなど、どこかにシンプルな部分も取り入れた方がバランスがよく見えます。特にボリュームのある体形だと存在感が出てしまうので、抑えるところを作った方が素敵です。
ドレスのカラーはビビットカラーが見栄えがいい
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ドレスを選ぶ際、ブラックのドレスは選びやすい色の一つだと思います。パーティー以外でも着回しできるように思いますし、普段からモノトーンコーディネートが多い方は抵抗なく選ぶことも多いかもしれません。ですが、やはりブラックドレスはいくら凝ったデザインでも少し地味に見えますし、人と被る印象が拭えません。
なので、思い切ったビビットカラーを選ぶと会場でひときわ華やかな印象を与えることが出来ます。デザインはシンプルでも原色に近いカラードレスは一瞬目が留まり、女性ゲストならではの明るい雰囲気が出てほかのゲストの印象にも残りやすいものです。パーティーの最中に「あのドレス素敵だな」とほかのゲストからこっそり見られること間違いなしです。
ボレロはサイズ感と長さが大切
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昼間のパーティーだと肩を出すのはNGとされているので、ほとんどの方はボレロやショールを合わせるかと思います。ボレロのデザインも千差万別なので選ぶのに迷ってしまいますが、とにかく試着を重ねて自分に似合うサイズを見つけてください。身長や腕の太さ、ドレスのデザインによってミリ単位で似合うサイズが変わります。
その中でおすすめなのがシンプルなジャケットタイプ。レーシーなボレロやショールを選ぶ人がほとんどの中で、きちんと感が出て素敵な女性度がアップします。二の腕は透けているより出来るだけ隠した方がスタイルがよく見えますし、品がよく見えます。もちろんボレロのかわいらしさも女性ならではなので、選ぶ際はサイズにこだわりぬいたものを選択することをおすすめします。
スタイルに自信があるならロングドレスが最強
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たくさんのドレスアップした女性が集まる中で、珍しいのがロングドレス。特に、身体のラインが美しく見えるデザインのドレスを高いヒールで颯爽と着こなしているゲストはスタッフから見ても惚れ惚れします。身体のラインはどうしてもスタイルに自身がないとみせることは難しいとは思いますが、そこはパーティーシーンの良いところ！メリハリがあるアイテムを組み合わせることで、スタイルをよく見せることは可能です。
まずは高いヒールでヒップの位置を上げることで、足長効果を演出します。出来るだけ身体のラインが出るようなスレンダーな雰囲気のドレスを選び、トップにはボリュームがある羽織りをチョイスしましょう。ヘアスタイルは出来るだけシンプルに、大振りのアクセサリーでラグジュアリーに演出すると往年の大女優みたいで本当に素敵です。
無難でありきたりのドレスは選ばないことが鉄則
普段シンプルなスタイルを選ぶ方は、パーティーシーンだからといって雰囲気を変えることに抵抗があると思います。ですが、ゲストとして大切なのはその場を華やかにすること。髪型やバックにも時間と手間をかけてその人らしい個性的な雰囲気を演出することでホストにも感謝の気持ちが伝わります。
ドレス選びの時間はホストへの感謝を表すものだと思って、ぜひその日限りの特別なあなたを表すことができる、あなたらしい一着を見つけてください。無難に選ぶより時間をかけて選んだ分愛着も沸きますし、何より、あなたはあなたならではの美しさがあるという自信も付くと思います。この機会に思い切り鏡の中の自分と向き合って、運命のドレスを選んでくださいね。
