ドレスも良いけど、気合を入れて今回は着物で披露宴に参加しようかな?という方に必見です!着物は流行がない、豪華に見える、人とかぶらないなど良い点がたくさんあります。着付けに手間がかかりますが、特別なお友達や親族の披露宴にお祝いの気持ちを込めて着物にするのはいかがですか?
着物の選び方についてご紹介いたします!
着物の種類
結婚式に着ていく一般的な着物の種類は4つあります。「振袖」「黒留袖」「色留袖」「訪問着」です。その中でも振袖は未婚の女性、黒留袖は既婚の女性のみ着ることができるという決まりがあります。正しい知識を身に着けて着物を選んでいきましょう!
【振袖】20代の未婚女性にぴったり♡
振袖は未婚女性が着ることができる華やかな着物です。未婚女性であっても20代ごろまでが似合うとされていて着られる時期が限られます。是非若いうちに振袖を着る機会を作ってほしいです♡
振袖は袖の長さによって3種類に分けられます。袖が長いほど格式が高くなります。披露宴に適しているのは大振袖、中振袖です。振袖選びの注意点は、着物はドレスよりも希少で目立ちやすいため花嫁の衣装の色と柄と被らないように特に気を配る必要があります。事前に花嫁の衣装をチェックしておくと無礼に当ることはないでしょう。
大振袖
袖の長さが約115cm(三尺三寸)以上あるものを大振袖と言います。振袖の中でも一番格式が高いです。豪華でお祝いの場にぴったりですね♪豪華な大振袖は本振袖と言われていて花嫁が着用することもできます。大振袖は華やかで良いですが、花嫁が大振袖を着用する場合は注意が必要です。
来客者がウエディングドレスと同じ色の白のドレスがタブーなのと同様、花嫁が大振袖を着る場合はゲストは大振袖を避けて、中振袖、訪問着を着るのがマナーです。
中振袖
袖の長さが約105cm(二尺八寸)振袖を中振袖といいます。中振袖と言われてもピンとこないかもしれませんが、成人式で一般的に着られているものが中振袖です。中振袖といっても袖は結構長いですよね?豪華かつ使い勝手のよい中振袖はおすすめです♪
小振袖
袖の長さが約80cmの振袖を小振袖といいます。小振袖は主に袴と合わせて大学の卒業式に着られます。大振袖、中振袖に比べて動きやすくカジュアルな印象になります。披露宴というよりパーティー向きの着物です!
【色留袖】上品に決めたい方は色留袖!
色が黒以外で裾におめでたい柄があしらわれている着物を色留袖と言います。花嫁より控えめながらエレガントで華やかさを出してくれます。色留袖はゲストが着る着物としてふさわしいです!柔らかいピンクベージュや淡い紫色が落ち着いて品が出せるのでおすすめです。
【訪問着】大人っぽくエレガントに♡
振袖は未婚女性だけ着ることができますが、訪問着は未婚既婚を問いません。振袖に比べて袖が約60cmと短く大人っぽく着こなせます。色留袖と訪問着の違いは色留袖は上半身に柄が入っていないのに対し、訪問着は胸元にも模様がありがます。テーブル席で座っても華やかさが出せるのが訪問着の良いところです♪
【黒留袖】親族の既婚女性のみ着られる格式高い着物!
既婚女性の着られる着物の中で一番格式が高い着物は黒留袖です。そのため、新郎新婦の母親は黒留袖を着用するのがマナーとされています。新郎新婦の母以外にも親近者ならば黒留袖はOKとされています。花嫁を引き立てるために黒留袖でしめやかな装いで。髪もシンプルにまとめて大人な女性の魅力を存分に引き出してください♡
着物は日本人の特権!
着物は日本人ならではの正装です。結婚式に着物を着ていくときちんとした女性に見え、つつましいながらも華やかで日本人の良さを引き出してくれます。ドレスも良いですが、たまには披露宴に着物をきて出席してみてください♪