ドレスアップしてのお出かけ。いつもとは違うファッションにワクワクしますよね。
「ドレス」にも様々な種類があり、お出かけする場所によってはドレスコードが指定されていることもあります。今回はTPOに合わせたドレスコードについて解説していきます。
ドレスコードにも種類がある!
「ドレスコード」と一括りにしても、実は種類があります。ドレスコードの基本となっているのは、以下でご紹介する5種類です。
・フォーマル
正装です。ドレスコードの中で最も格式が高いドレスアップを求められます。丈はロング丈が基本(場所や趣旨によってはこの限りではありませんが、ロング丈のドレスを選択すると安心です)。昼は露出の少ないドレスを、夜は背中の開いた華やかなデザインのドレスが重宝されます。
・セミフォーマル
フォーマルより少し自由さはありますが、マナーは求められます。セミフォーマルな服装を指定されている際は、ドレスの丈がひざ丈より短くならないように注意しましょう。ノースリーブのドレスを着用する際は、ボレロを重ね着するのが必須です。夜のお出かけの場合は、カクテルドレスが定番です。
「ドレスコード」と呼ばれてイメージする定番といえば、上記のフォーマルとセミフォーマルですが、それ以外にもドレスコードは細分化されています。
・インフォーマル
平服とドレスアップの間に当たります。「特にドレスコードは指定されていなさそうだけど、カジュアルすぎる感じでもない」という、いわゆる服装に迷う場では、インフォーマルを意識すると良いでしょう。そこまで本格的なドレス感はなくても良いですが、カジュアルさのあるドレスや、かっちりとした高級感のあるワンピースを着用するのが基本です。
・スマートエレガンス
イメージは、普段よりも気合の入ったおしゃれをしてデートを楽しむ際の服装です。インフォーマルに近く、分け方が難しいですが、カジュアルなドレスや上品なワンピースを選択するようにしましょう。
・カジュアルエレガンス
気の置けない仲間同士の集まりの席などで、少々ドレスアップを意識したい際のイメージでしょうか。素材やデザインにこだわらずとも、上品で派手になりすぎない範囲のおしゃれを楽しみましょう。
結婚式のドレスコード
結婚式に参列する際には、セミフォーマルの服装が基本です。もちろん花嫁のウェディングドレスに被る白のドレスは避けるようにしましょう。
結婚式に参列した後、そのまま二次会に参加する場合も、セミフォーマルの服装のままで参加して問題ありません。結婚式に参列せずに、二次会のみ参加する場合はセミフォーマル(カクテルドレス)にこだわらなくても、スマートエレガンスを意識してドレスアップすれば問題ありません。
女性の場合、結婚式に参列する際の服装が男性より自由度が高い分「迷ってしまう」という方もいるかもしれません。基本のドレスコードは上記で紹介した通りですが、結婚式に参列する際には結婚式だからこそのNGコーデについても注意するようにしましょう。
結婚式に参列する際のNGコーデ
・白いドレス
・全身ブラック
・毛皮
・リクルートスーツ
・サンダル、ミュール
ホテルデートのドレスコード
ホテルの高級レストランで恋人と二人、食事をするような場面の基本はスマートエレガンスです。カジュアルなドレスや、上品なワンピースを意識して着るようにしましょう。ディナータイムならアクセサリーを身に付けて華やかに着飾ると良いでしょう。女性の個性を発揮できる場面です。
ホテルの高級レストランでの食事でも、ランチタイムの場合は夜よりは地味に抑えてアクセサリーも華美なものは避けるのが無難です。ランチタイムはスマートエレガンスよりも少々崩して、カジュアルエレガンスな服装でも問題ありません。
様々なパーティーのドレスコード
気の置けない仲間同士の集まり、女子会、ホームパーティーなど。フォーマルな会ではなく特別ドレスコードは指定されていないものの、おしゃれしたい集まりの場合、カジュアルエレガンスを意識するようにしましょう。
カジュアルエレガンスは個性を発揮しやすく、女性のおしゃれの腕の見せ所です。最も遊び心を発揮できるのではないでしょうか。
女子会の場合は、テーマを決めてドレスアップしてくるというのも楽しいかもしれません。
クラシックコンサートのドレスコード
クラシックコンサートは「ドレスコードが厳しそう」と考えている方も多いかもしれませんが、実は基本的にほとんどのクラシックコンサートではドレスコードは指定されていません。服装によって会場に入れないといったような厳しさはありませんが、ただし、それでもある程度ドレスアップして会場を訪れている方が多いので、意識しておいたほうが安心ではあります。
基本的には、カジュアルエレガンスを意識した服装であれば問題ありません。もっと着やすい服が良い場合は、落ち着いたデザインのワンピースや、スーツでも良いです。
ちなみに、クラシックコンサートは上記のようなイメージですが、中にはドレスコードが指定されているクラシックコンサートも存在はしているので、必ず事前に確認するようにしましょう。ドレスコードに指定がある場合は、チケット購入時に分かるようになっているか、チケットに記載されています。