パーティードレスにおいてとても興味深い貴族文化時代の歴史やどうやって広まっていったかについてをはじめとし、あなたが結婚式にパーティードレスを着ながら参加した際に気をつけるべきマナーなどについて紹介しています。マナーで掲載しているのは、たくさんあるマナーのうちのたった2つですが、その基本すら守れなかったらパーティードレスなんて着ることができません。あなたがパーティードレスを着るにおいて大切な最低条件の紹介です。
パーティードレスの歴史について
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パーティードレスとはもともと結婚式には民族衣装を着るという文化でした。民族の象徴である民族衣装を身にまとうことがなによりも正装であると考えられてきていました。パーティードレスの文化が進化し始めたのは貴族文化のころです。
特に、パーティードレスの権威を大きな存在のあるものにしたのがマリーアントワネットです。マリーアントワネットはフランス国王ルイ16世の王妃で、華やかな宮廷生活を送ったことで有名な女性です。彼女はヨーロッパのファッションリーダーとして、コルセットを使った細いウエスト、大きく開いた胸元、パニエを用いたスカートなど、今のパーティードレスの原型となるスタイルのファッションを次々と作りだしていきました。
マリーアントワネットはフランス革命によって斬首となりましたが、社交会やファッション業界に残した功績は大きかったと言える偉大な人物なのです。
どうしてパーティードレスが広まったのか
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そして時代は移り変わり、世界大戦という大きな戦争を経てから、ファッションが大きく変わるようになってくる時代へ突入しました。特に、パーティードレスの普及に努めたのがファッションブランドです。
その最先端を担ったのがあの有名な、ココ・シャネルというデザイナーだったんです。彼女は、フランスのファッションデザイナーで、ファッションブランド「シャネル」の創業者であります。ココ・シャネルが発表したリトル・ブラック・ドレスは革命的なデザインでした。それまでは喪服の代名詞であった黒一色のドレスを、たちまちパーティードレスに変えてしまったのです。
他にも、名だたるデザイナーの手によって、パーティードレスは世の中の人に着てもらえるようになりました。
結婚式でのマナーについて
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自分で色々考えて華やかなコーディネートをしたいところですが、ちょっとした勘違いによって間違ったコーディネートをしてしまうと後々恥ずかしい思いをしてしまうことは良くあるはなしです。そんな失敗をしない為にも、NGマナーもしっかりと把握しておくべきだと思います。
パーティードレスを着る場面において大切なことは、誰がその場面の主役であるということかです。パーティードレスを着る機会といえば、結婚式や同窓会、コンパ、授賞式などたくさんありますが、その中で主役は誰なのかを考えるとNGなカラーや色々なマナーがたくさんあるんです。
それはパーティードレスだけでなく、靴やアクセサリー、髪型などにもあるのですが最低限のマナーは知っていないと周りに白い目で見られてしまいますよ。だからある程度のパーティードレスを着る時のマナーは一般常識として、大人として知っておくべき知識です。今から紹介するのは結婚式でのマナーについてです。
結婚式でのマナー その1
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まずはパーティードレスを着る場面といえば?と聞かれたら真っ先に出てくるであろう結婚式についてです。常識的に考えて、花嫁が着用するウェディングドレスの定番色は白色です。
主役は花嫁であって、あなたは花嫁の美しさを引き立たせ、会場の雰囲気を華やかにさせるその他大勢と呼ばれる立場でありますので、引き立て役のあなたが主役と同じ色のドレスを着てしてしまったら主役と見分けがつきません。花嫁に失礼だと思います。あなたは白いドレスの花嫁を引き立たせるために、華やかな色のドレスで祝福の気持ちを表現しましょう。
自分をコーディネートして着飾るのも大切ですが、花嫁に圧をかけてしまうほどあなたがキラキラしてしまっては、結婚式に参加する意味はありません。それはコンパと同じです。誰がその会の主人公であるのかということを踏まえた上で、白い花嫁を引き立てられるような無地のパーティードレスを選ぶようにしましょう。
そして、もちろんのことですが、柄のあるパーティードレスもNGです。わずかな刺繍やラインストーンなら許されますか、カジュアルなプリントがないものを選ぶよう心がけてください。
結婚式でのマナー その2
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肩の出るパーティードレスを着るのは控えたほうがいい、またはその上に何か羽織らなくてはならないといったマナーを聞いたことはありませんか?
そのマナーは決して間違っているということではないのですが、実は本当のマナーにはもう少し細かいルールが含まれているんです。それは、肩の出るパーティードレスを着る時は、昼と夜で違うマナーが存在する、ということです。基本的には午前中から午後6時が昼、それ以降が夜と考えられていますので、結婚式では披露宴などでコーディネートを変化させなければならない場合が出てくるかも知れませんね。
午前中から午後6時までは、ボレロやショールを着て肌があまり見えない服装を心がけましょう。出ている肩を隠さなければなりません。それ以降の夜の服装は、肩の出るドレスもOKですが、教会や神社で挙式がある場合は夜でもボレロやショールなどを着て肌があまり見えない服装を心がけましょう。