寒い時期になると、ストッキングやパンプスは辛くなってきますよね。そんな時に重宝するのがタイツやブーツ。特に雪が降っているとブーツを履きたくなりますよね。
でも、実は結婚式にブーツやタイツを履いていくのはマナー違反なんです。そこで今回は、マナー違反にならずに冬の結婚式で上手く防寒する方法をご紹介していきます!
タイツやブーツがマナー違反と言っても寒いものは寒いし、雪が降っていたら足が濡れちゃうし…と悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にして冬の結婚式を一緒に楽しく乗り切りましょう♪
結婚式にブーツやタイツはNG?
ブーツは本来、作業用の靴・乗馬用の靴として生まれた靴。なので、フォーマルな場である結婚式でブーツを着用することはマナー違反になってしまいます。
また、結婚式はお祝いの場なので喪を連想させる黒いタイツも好まれません。黒ではないカラータイツは賛否が分かれるところですが、あくまで主役は花嫁なので花嫁より目立ってしまうような服装は避けるべき、という考えからカラータイツはNGと考える人が多いようです。特に目上の人や年配の人が多く出席する結婚式では避けたほうが無難です。
出来るだけ肌色に近いベージュのストッキングを身に付けるのが結婚式の場に相応しいコーディネートです◎
ではどうやって防寒したら良いの?
マナー違反とは言え、寒いものは寒いですよね。真冬の雪が降る中、パンプスにストッキング…考えるだけでも寒くて辛いですよね…。それに道路が凍っている中を無理矢理パンプスで歩くと、滑ってケガをしたりせっかくのドレスを台無しにしてしまう危険性もあります。
そこでオススメなのが、結婚式場に着いてから靴やストッキングを履き替えるという方法。結婚式の場でブーツやタイツを着用するのはマナー違反ですが、結婚式場の外ならどんな格好をしていても自由です◎
家から結婚式場への移動は、防水のブーツとタイツでしっかり防寒して、式場に到着してからフォーマルなパンプスをタイツに着替えればカンペキ!これなら、結婚式場への移動中にパンプスを汚す心配もなく、しっかり防寒できるので体調を崩す心配もありません。
式場で着替える際に注意しておきたいこと:着替えは人目につかないところで
式場で着替える際はできるだけ着替え室を貸してもらいましょう。もしない場合は、トイレの個室で着替えましょう。
ブーツの脱着は匂いが気になる人もいますし、タイツやストッキングの履き替えはスカートを捲し上げなくてはならないので周りのゲストに不快な思いをさせてしまう危険性があります。できるだけ人目につかないところで着替えましょう。もし会場のトイレが小さく、個室が少ない場合は、会場近くの駅トイレなどを利用して着替えるのも◎です。最近は、駅トイレの中にフィッティングルームが付いている場合もあるので、そういった施設を活用しましょう。
式場で着替える際に注意しておきたいこと:脱いだブーツやタイツを入れる袋を用意
意外と忘れやすいのが、脱いだブーツやタイツを入れる袋を準備することです。
雪が降っていたり、道路に雪が残っている場合は特にブーツが汚れてしまいますよね。なので、そのブーツやタイツを入れるためのビニール袋やポリ袋を準備しておきましょう。
式場で着るためのパンプスを入れていた袋を使うのも◎ですが、ブーツが大きくて入らなかったり、パンプスのヒール部分で袋が破れてしまうと使えないので、替えの袋も準備していくことをオススメします♡
式場で着替える際に注意しておきたいこと:ブーツやタイツはクロークに預けて!
ブーツやタイツは必ずクロークやロッカーに預けましょう。挙式や披露宴の間に持ち歩くと、どこかに置き忘れてしまったり他のゲストの邪魔になってしまう可能性があります。
また、ブーツやタイツは意外と匂うので披露宴中の食事の際にその匂いが気になってしまうことも……。
用意した袋に入れて、クロークやロッカーに預けておけば自分にとっても他のゲストにとっても邪魔になりませんし、盗難や紛失の心配もありません。
まとめ
寒さが厳しい冬、マナーを守りつつもしっかり防寒して冬の結婚式を楽しむための方法をご紹介してきました!
無理にパンプスやストッキングで雪が降る中移動するのはとても危険です。滑ってケガをしたり、ドレスを汚してしまう可能性や、寒さで体調を崩してしまう危険性もあります。
この記事に書いたように、式場への移動中の服装はどんな格好をしていてもマナー違反にはなりません。式場についたら、人目の少ないところでフォーマルなパンプス・ストッキングに着替えればバッチリ!ブーツやタイツはクロークやロッカーに預けておくのも忘れないようにしてくださいね。
防寒しつつ、冬の結婚式も存分に楽しみましょう♡