ドレスに合わせる羽織物には、ボレロ・ストール・ジャケットなどがあります。比較的露出度の高いものが多いパーティードレスには、羽織物は必要不可欠です!
実は、合わせる羽織物が違うだけでドレスの印象もガラっと変えることができるんです。「結婚式に参列するメンバーがいつも同じなので、そろそろ新しいドレスで印象を変えたい…でも予算がない…。」なんて時も、羽織物を新しくするだけで全く違った印象を演出できちゃいます♡
今回は、羽織物を選ぶときに気を付けたいマナーやポイント、それぞれの羽織物のメリット・デメリットをご紹介してきます♪
羽織物を選ぶときに気を付けたいポイント
結婚式では、もちろん花嫁・花婿が主役です♪ですので、参列する人は花嫁・花婿に失礼にならないような身だしなみをする必要があります。うっかりマナー違反の羽織物を選んでしまわないよう、気を付けたいポイントをご紹介します。
素材
まず気を付けたいのが、羽織物の素材です。
パミュナやファー素材は、一見豪華で華やかな印象なので結婚式向きかと思いがちですが、実はマナー的にはNG。
「殺生」をイメージさせる素材であるため、結婚式には不向きと言われています。そのほかにも、ファーの毛が食べ物に入る・ほかの人の衣装に付く可能性がある、といった理由から、これらの素材は嫌厭されています。もちろん結婚式ではないパーティーや卒業式などではOKですので、そういった場面で使いましょう♪
結婚式にオススメなのは、シフォンやサテンなど光沢のある素材です!コットン等は使い勝手は良いですが、結婚式にはカジュアルすぎるので避けるのが無難です。
また、季節感のある素材を選びましょう!明らかに夏向きの薄い素材でできている羽織物を冬に使うのは避けましょう。
色
これはご存知の方も多いかもしれません!
参列者の衣装が、結婚式の主役である花嫁が着るウェディングドレスの白色と被るのはNGです。集合写真を撮った時に、主役が引き立たなくなってしまいます。
ただし最近では、白ドレスはNGだけれども羽織物くらいなら白でもOKと考える人も多いようです。ドレスとのバランスも考えて、白の羽織物でも違和感が無いようであれば問題ない場合もあります。
また黒いドレスに黒いストールを合わせるなど、あまりに暗い印象になるのもNGです。お祝いの席ですので、明るい印象になるよう意識しましょう。暗めのドレスの場合、シルバーや黄色味のあるホワイトなどを合わせるとパーティーにピッタリな印象になりますよ♪ドレスとは違う色を選ぶのが鉄則です!
結婚式ではNGな羽織物
カーディガンやニットなど、カジュアルな羽織物は結婚式向きではありません。寒い時には防寒として羽織りたくなるかもしれませんが、会場に着いたら脱いでクロークに預けましょう。会場で脱いでいれば、道中は着ていてももちろん問題はありません!
結婚式会場は温かいので、ストールやボレロで十分なはずです♪
羽織物その①:ボレロ
使い勝手の良さやデザインの豊富さから、結婚式で人気の高い羽織物と言えばズバリ「ボレロ」です!
結んだりする必要もなく羽織るだけで良いので、ドレス初心者さんにオススメしたい羽織物です。五分袖や七分袖など袖の長さもバリエーションがあるので、二の腕を隠したい人にもぜひ使ってほしいアイテムです。
ボレロのメリットは主に
*使いやすい
*腕や脇が隠れる
*ブラジャーの肩紐が隠せる
です♪
一方、デメリットは
*ほかの参列者と被る可能性がある
*パターンが同じになってしまう
です。
初めて結婚式に参列する場合は、まずはボレロから始めてみてはいかがでしょうか?
羽織物その②:ストール
結婚式に慣れてきたら、ぜひ挑戦してほしいのが「ストール」です!ストールを使うと、一気に大人っぽくなりパーティー感が出せますよ♪結び方も色々あるので、ぜひアレンジを楽しんでみましょう。
ストールのメリットは、
*オシャレ感が出せる
*結び方次第でアレンジが広がる(ボレロのように見せる結び方もあります!)
デメリットは、
*初心者には結ぶのが難しいかも…
*食事中などに、肩の部分がズレやすい
といったところでしょうか。
最近では後ろで結ぶためのリボンが付いていたり結ばずに済むようなフック付きのものもあるので、初心者さんにはフックやリボンが付いたアイテムがオススメです♪
羽織物その③:ジャケット
ジャケットは、ボレロやストールに比べて比較的厚手のものが多いので、秋~冬にオススメの羽織物です。
ボレロと同じように、ジャケットも羽織るだけでOKなので使い勝手が良いのが人気です。ボレロに似ていますが、ボレロは可愛らしい雰囲気を出せる一方、ジャケットは一気に大人っぽい印象を与えることができます♪
ジャケットを選ぶ際は、丈が短めのものを選びましょう。普段着のようなジャケットだと、丈の長さがドレスと合わなくなりアンバランスになってしまいます。また、袖は5分~7分袖がオススメです。手首を出すことで、全体的にスリムな印象になりますよ♪
まとめ
結婚式で使う羽織物についてご紹介してきました♪ついついドレス選びに集中してしまいがちですが、実は羽織物1つで全体の印象をガラっと変えてしまうことがおわかりいただけたでしょうか?
結婚式にふさわしい羽織もで、オシャレにコーディネートして楽しみましょう♪